人生最大の激痛!群発頭痛を徹底解説





みなさんは

群発頭痛というものを

ご存知ですか?




片頭痛や緊張性頭痛に比べたら

あまり聞き慣れないかも

しれません。




それもそのはず

群発頭痛はまだ

解明されていないことが多く

治療法も確立されていないのです。




だからこそ、

群発頭痛のことを知り

自分の身は自分で守りましょう!







疾患者は

男性:女性=10:1

20~40歳代の男性に多く、




発症率は

1000に1人の割合です。




また、群発頭痛は

女性よりも男性によく生じると

考えられていますが、




症状が重くなりやすいのは

女性である可能性が、

新たな研究で報告された。⁡


まれな病気ですが、

発症すると

数週間~数か月にわたって、




片方の目の周囲から

前頭部や側頭部にかけて

激烈な痛みが発作的に生じ、




日常生活に大きな支障を

もたらすのが特徴です。




群発頭痛の発症メカニズム

明確に解明されていない

部分も多々あります。







そのため、治療が難しく、

一般的な“頭痛薬”とされる

消炎鎮痛剤は効きません。







また、一度発作を起こすと

痛みを抑えるのが

困難なケースも多いため、




発症した場合は頭痛の発作を

予防する治療が必須となります。



群発頭痛は

男性のほうが女性よりはるかに

発症しやすいことから、

男性ホルモンの過剰分泌

関与している説や、







睡眠中など決まった時間に

起こりやすいため

体内時計の乱れが関与している説

などが挙げられています。




また、遺伝子の異常

何らかのウイルス感染などが

発症に関与しているとの報告もあり、

さまざまな要因が指摘されています。




頭痛の発症機序として、

脳神経の1つである

三叉さんさ神経と自律神経の関与

想定されています。



群発頭痛は、

数週間~数か月にわたり

1回/2日~8回/日程度の頻度で

“頭痛発作”が引きおき




この期間を

群発期」と言います。




頭痛は夜間や睡眠中に

起こることが多く

発作は15~180分ほどで

軽快しますが、




突然目をえぐられるような

激しい痛み




前頭部から側頭部にかけての

締め付けられるような

強烈な痛み

襲われるとされています。







また、

頭痛発作が起きているときには、

頭痛だけでなく目の充血





涙、鼻づまりや鼻水、まぶたのむくみ、

瞼の下垂(瞼が上がらない)、

顔面の発汗などさまざまな症状を

伴うのも特徴の1つです。








さらに、発作時には

落ち着きのない

興奮した様子になるのも

群発頭痛の特徴です。




群発頭痛は

非常に強い痛みに襲われるため、

発作が起こるサイクル中には




気分の落ち込みや

不眠など抑うつ状態に陥ることも

珍しくありません。




夜間の発作のため

日中眠気に襲われるなど

日常生活に支障をきたすことも

あります。





群発頭痛は、

脳などの病気が原因で

引き起こされるわけではないため、




画像検査や血液検査などをしても

明らかな異常が

発見されることはありません。




そのため、頭痛の頻度、強さ、

部位、随伴する症状などの

要因を総合的に判断して

診断が下されます。







群発頭痛による痛みは

通常の鎮痛薬で抑えることは

できないため



病院での

皮下注射や酸素吸入が

有効とされています。




薬事療法で

改善がみられない場合は

手術をすることもあるようです。







片頭痛や緊張性頭痛との

見分け方は、




比べものにならない程の

痛みです。




また、群発頭痛は

片頭痛や緊張性頭痛のような

温めたり冷やしても全く

効果が得られません。




群発頭痛を引き起こす

原因ははっきり分かっていない

部分が多いため、




確立した予防法はないのが

現状です。




ですが、群発頭痛は

アルコールや喫煙によって

誘発されるとの報告もあるため、




頭痛発作が起きている期間は

禁酒・禁煙がすすめられています。








群発頭痛は

人間が感じる痛みの中でも

最悪と感じられるほど

強い痛みと言われています。






しかも周期的にこの痛みが

訪れるので




違和感や不安を感じたら

いちはやく病院の受診を

してください!!




群発頭痛は

セルフケアでなんとかできる

レベルではありません!!!




頭痛外来

脳神経内科(神経内科)

脳神経外科

頭痛クリニックなどで




お医者様と相談の上

適切な治療を受けましょう!





最後まで読んでいただき

ありがとうございました。




次回は3大頭痛の

『混合頭痛』について

お話しします。




おたのしみにっ!


タイトルとURLをコピーしました