絶対やめて!頭痛を抑える薬の罠




あなたは、頭が痛い時

どのような対応をしていますか?



多くの人は、体を休めたり


安静にしているでしょう。



安静にしているでしょう。


それに加え、

「頭痛薬を飲む」という人も

多いのではないでしょうか?







実は私も頭痛があると

すぐに薬を飲んでしまう生活を

送っていました。




しかし、間違った飲み方をすると

薬が効かなくなったり

頭痛が余計に悪化したり

してしまうのです。




果たして

あなたの薬の飲み方は正しいのか

自分に当てはめながら読んでみて

くださいね!




それでは始めます。








薬物乱用頭痛とは

頭痛薬を飲む回数が増えて




そのことで頭痛の症状が

悪化・慢性化

してしまっている状態で、

薬剤の使用過多による頭痛です。




頭痛薬を常用していると

脳が痛みに過敏になり




ちょっとした刺激で

強い痛みを感じるようになります。




結果的に

頭痛が起こる回数が増え

痛みも強くなり

症状を悪化させまてしまいます。







その頭痛が、

薬剤によるものということを

知らずにいると、




頭痛薬を飲む頻度が増えて

さらに頭痛が悪化して、

薬の効果もさらに薄くなります




頭痛薬を毎月10回以上

飲むという場合は、

薬物乱用頭痛の可能性があります。




典型的な薬物乱用頭痛は、

頭部が締めつけられるような

持続的で不快な頭痛




ほぼ絶え間なく(1ヶ月に15日以上)

続く上に重なって、

発作性の激しい頭痛

(片頭痛発作様)が




様々な頻度で入り混じるような

複雑な頭痛で、

ほとんどすべての

鎮痛剤が効かないか、




乱用中の鎮痛剤のみが

ごく短時間有効といった

状態になります。




また、吐き気や嘔吐

伴うこともあります。







片頭痛や緊張型頭痛などの

頭痛がある方の発症が多く、

市販薬によるものが

ほとんどを占めます。




医師が処方する鎮痛薬でも

薬物乱用頭痛になる

可能性はありますが、




頭痛外来の専門医であれば

薬物乱用頭痛になるリスクのある

処方をすることはありません。




以下のような症状がある場合は

薬物乱用頭痛を疑いましょう。


・頭痛が月に15日以上ある

・頭痛薬を月に10回以上飲んでいる

・頭痛薬が効かなくなってきた

・起床時にも頭痛がある

・薬を飲んでも
頭痛が強くなってしまう

・頭痛の程度、痛む場所などが
以前とは異なっている時がある

・毎月数回程度の
片頭痛があって薬を飲みはじめた

・ひどい頭痛を経験して、
それから予防的に市販薬を服用してしまう





また、常用している頭痛薬

複数の主成分を持っている場合




カフェイン(無水カフェイン)

含まれている場合は

薬物乱用頭痛になるリスクが

高いとされています。




市販の鎮痛薬の大部分に、

カフェインが含まれているので、

注意が必要です。




たくさん内服した場合、

時に薬そのものよりも、

カフェインが過量になることが

問題となります。





同成分でも病院からの

処方であれば、

そうした事態は避けることが

できます。




薬物乱用頭痛と

判断された場合には、

まず薬の服薬を

中止することが重要です。







原因となる薬剤の服用を

中止しますが、

そのままでは離脱頭痛という

激しい頭痛が起こりますので、




薬物乱用頭痛の原因に

ならない薬剤や予防薬を

病院で処方しますので




離脱頭痛が辛い場合は

速やかに病院を

診しましょう。







最初の2週間くらいは

つらい状態が続きますが、

次第に頭痛が起こる回数や

痛みの強さが緩和しはじめます。




薬物乱用頭痛が治った後に、

もともとあった片頭痛や

緊張型頭痛などの治療を行います。




薬物乱用頭痛は

比較的再発しやすいので、




もともとの頭痛も

専門医による治療で

しっかりコントロールすることが

重要です。





また、普段から飲んでいる

市販のお薬も

用法容量をしっかり守り




予防薬のような使い方は

しないように

してくださいね!








最後まで読んでいただき

ありがとうございました。




次回は頭痛に

大きく影響を及ぼす

『血糖値』について

お話しします。




おたのしみにっ!


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